五月病｜都賀西口整骨院

当院では5月病は身体だけでなく一種のメンタルからも来る心身の状況やバランスのくずれだと考えております。よく、怠けややる気がなくなっただけだと一括する方が多いですが
じっさいにはそうではないのです。似たような疾患として「適応障害」があります。
これも急な環境の変化や同じ環境でもスタイルの変化によって心身のバランスが崩れていき、最終的には心療内科への通院などを余儀なくされる場合もある疾患になるので注意が必要です。5月病をただの怠けものと決めつけて放置してしまうと、思いもよらぬところで限界が来てしまい心身に異常をきたしてしまうこともあるので注意が必要です。

５月病を放置しておくと、他人から見えやすいところではあいつは最近弛んでる
あいつ最初は真面目だったのにどうした？
あいつ猫被ってただけ？

のように、周囲からの評価が下がってしまいます。
本人もその事に気づいていたり、表面には出していなくても『何で自分はダメなやつなんだ？』と自分を責めている場合も多く、意外と周囲からの声も耳に入っていたりもするので、焦りや不安からさらに状態がめちゃくちゃになってしまう事も少なくありません。
このような悪循環に嵌り、状況が更に悪くなってしまうと、うつ病、適応障害、その他多数の精神的な疾患を患ってしまい、最悪世の中の流れに参加、順応していくことが難しくなってしまいます。

５月病を改善するには、意外だと思いますが、まずは無理をしない事が1番と言われています。
火事場の馬鹿力のような状態で、４月というのは進級、進学、新社会人、新年度、転職、等本当に様々な事がたくさん起こります。人間は本来、変化を嫌う生き物です。変化とはその昔、死ぬリスクが最も高い行為とされていたようで、現在はそんな事で死んでしまうことはありませんが、人間の潜在意識の中で変化は怖い物だという意識が根付いてしまっており、変化＝死なないようにしなきゃ！で頑張りすぎて５月病と言われる状態を起こしてしまう場合もあるので、あー、慣れてきたな、働き方を変えてみよう！位の気持ちに少しずつ切り変えてあげる事が大切だと思います。

５月病は、人間が本来嫌う、恐れる変化を起こされてしまう状況下で起きてしまう、一種の過剰防衛反応の反動のような物です。
突然の極限緊張状態を続けて頑張りすぎた結果、軽いメンタルの不調から始まり酷くなると最終的には鬱病、適応障害など数々のメンタルの疾患の原因となってしまいます。
酷くなる前に自己治療、治療をする場所での治療を受けていただくことが大切になります。
当院でおすすめできる治療法として
『全身調整鍼』があげられます。
うつ病は東洋医学においても注目されている疾患であり、西洋の薬とは別の効果が期待でき副作用も少ないので健康的に身体を整えていける事が期待できる治療法となっております。

全身調整鍼とは、東洋医学における『五臓』と呼ばれる場所を整えるための鍼になります。

五臓とはそれぞれ肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つを東洋医学では指しており、それぞれが

①肝臓　怒り
②心臓　喜び
③脾　　思考
④肺　　憂い
⑤腎臓　恐れ

の感情を司ると東洋医学では言われています。
これらのバランスが崩れてしまい、五臓のどれかが強くなりすぎたり、反動でどれかが弱くなってしまうと、西洋医学で言うところの自律神経が乱れてしまい、うつ病などの症状が現れてしまうと言われています。
当院の全身調整鍼はこの五臓に効くツボを押さえて鍼を打つため、五臓の調子も整える事ができます。
5月病以外でも、元々気落ちしやすい方や、体調が安定しない方はやって頂くと効果は高いです。

全身調整鍼は、定期的に全身の気の流れ、体調、精神を整えるために続けていく必要があります。５月病は1ヶ月と言う長い時間をかけて発症する物だと思いがちですが、それでもなる人とならない人がいます。
大きな理由として、その前から既に微妙な崩れがあったりなどでその人その人によって差が大きく、それによって生じる症状にも大きな差があります。
そのため、継続的な治療期間が必要になります。
当院で行う全身調整鍼においては、通常の治療に加え、週1ー2回半年ペースで治療を加えて気の流れや自律神経のバランスを整えるペースで行っていく事が1番治療効果が高いとされています。