腰痛関連Q&A
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腰痛関連でよくある質問と回答①
「何もしていないけど腰が痛いのはどうしてですか?」という質問を多くいただきます。
回答としましては日常生活での姿勢の乱れや運動不足が挙げられます。
姿勢が悪くなることにより骨盤が歪み骨盤まわりの筋肉に負担がかかる状態を作ってしまいます。
そうなることで血流が悪くなり筋肉にコリの状態が出来てしまいます。
凝り固まった筋肉は本来の仕事である収縮ができなくなり柔軟性が低下し辛さや痛みとして体に影響を及ぼしてしまいます。
また運動不足でも腰痛になる原因としましてこちらも血流の悪さが挙げられます。
筋肉には血管が寄り添うように存在するのですが筋肉が収縮する事で血管を刺激し血液の流れを良くしている部分もあるので筋肉そのものが動かないと血管も動かないので運動している人と比べると血流が悪くなり筋肉の硬さにつながってしまいます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答②
「重いものを持つ仕事なので腰が痛いです。」ということを仰る患者様も多いです。
まず初めに疑うのが椎間板ヘルニアではないかということです。
姿勢が悪いまま重たい荷物などを持つと腰に負担がかかってしまい、椎間板(背骨と背骨の間にあるクッション)にもかなりの負担がかかってきます。この椎間板の中にあるゼリー状の物質が飛び出して神経を圧迫してしまう状態を椎間板ヘルニアといいます。
検査の結果ヘルニアではないと診断されたとしても同じ姿勢で同じように腰に負担をかけ続けてはいつヘルニアになってもおかしくないので早めの姿勢矯正が必要となってきます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答③
「ギックリ腰によくなるんですけど治りますか。」と不安に思われている患者様もいらっしゃいます。
ギックリ腰の原因はいろいろな見解が存在するのですが、当院の考えとしまして骨盤まわりの筋肉の柔軟性の低下(硬さ)が原因ではないかと考えております。
ギックリ腰によくなる方の共通点として挙げられるのはやはり筋肉の硬さです。
前屈をみさせていただくことが多いのですが、ギックリ腰を経験した事のあるほとんどの方が床に手が届かないです。
そういった方に骨盤まわりと太ももとふくらはぎのストレッチを行うと腰が軽くなったといって頂けるのでそれだけ腰痛に対して骨盤まわりの筋肉の柔軟性が重要だと考えられます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答④
「反り腰は腰痛に関係ありますか。」という質問も頂きます。
結論から申し上げますと関係あります。
反り腰という状態は簡単に言うと腹筋と背筋のバランスが崩れ腰が反ってしまった状態で悪化すると腰に負担がかかって腰痛として現れるといったものになります。
改善方法としてはインナーマッスルを鍛えるなどが挙げられます。
腹筋の低下で腰が反ってしまっているので反らないように腹筋を鍛えてあげるといったイメージがわかりやすいかと思います。
インナーマッスルを鍛えるための筋トレで腰を痛める方もいるのですが原因としてはやり方に問題があるか負荷に耐えらえるだけの筋力がないかが考えられるのでお悩みの方は相談だけでもお待ちしております。 -
腰痛関連でよくある質問と回答⑤
「家でできるストレッチやケアはありますか。」と質問される方もいらっしゃいます。
腰痛に効果のあるストレッチとしては下半身や骨盤まわりをしっかり伸ばすことが重要とされています。
簡単にできるものの代表として前屈などが挙げられますがそれだけでは不十分になってくるのでできれば院に来て頂き必要なストレッチをお伝えしたいと考えています。
そのなかで一人一人に合った治療やストレッチを提案させて頂くのでお一人で悩まずに気軽に相談だけでもして頂きたいと思っております。
ケアとしましては簡単なもので血流を上げてあげるためにお風呂にしっかり浸かって身体を温めるなどがあります。